長崎で会計監査の仕事がありましたので、帰り道にクラブラウンジがリニューアルオープンしたグランドハイアット福岡に遅ればせながら2泊ほど滞在してきました。長く続いたコロナ禍の前から5階のクラブラウンジは改装工事に入っていましたが、少し前に漸くオープンしています。
エレベーターで5階に降りて、以前は恐らく日本料理の「なだ万」だったところがフロントと待合スペースになっています(フロントの方がいたので、正面から撮っていません)。
入り口はカードを翳さないと入れないようになっています。滞在中にそれなりのご年齢のご夫婦が、この部屋に入れないんだけど!!とスタッフの方にキレていましたが、ラウンジアクセスのプランでなければ、そりゃ入れません。
石垣はそのままで、シャンデリアと石にくっついている木のオブジェみたいなのは、以前はなかったように思います。テーブルのデザインも高級感を出すというよりはカフェっぽい印象を受けました。ファミリー層でも使いやすいような仕様にしているのでしょう。
グランドハイアット福岡のクラブラウンジは、リニューアル前は地下一階のBAR FIZZでやっており、カクテルタイムにはシャンパン(日によってモエシャンドン、二コラフィアット、ルイロデレールのどれか1種類で、他の種類もあったかもしれません)を飲むことができましたが、残念ながら、スパークリングワインはスペインのカバと国産のものとシャンドンロゼの3種類になっていました。シャンパンを飲みまくることだけを楽しみに福岡に行っていたので、このガッカリ具合は半端ないです。赤白ワインは大分の安心院ワインも採用されていましたが、全体的に九州のワイン推しなんですかね。
ラウンジのご飯は、以前の5階のラウンジや、地下のバーで代替していた時よりも、断然レベルが上がっていて、力を入れてる感じが伝わってきます。ただ、せっかく福岡に来ている以上は、夜はもつ鍋とか海鮮とか水炊きとか、そういうものを食べに行きたいので、ラウンジではおつまみ程度しか食べません。食に力を入れていただくよりは、酒=シャンパンに力を入れていただきたいのが本音です。
節分の日に宿泊していたので、1年でこの日だけ、恵方巻と恵方巻ちっくなロールケーキがありました。
こちらは朝ごはん。クラブアクセスで宿泊されている方は、1階のカフェでの朝ごはんは利用できなくなり、全て5階のラウンジで食べるようになっています。夜と同様、朝ごはんもかなり力を入れているので、1階のカフェと遜色ありません。
和食コーナーも充実していて、海鮮丼が食べられるようになっています。タイミングによるのかもしれませんが、イクラが提供されていることもあります。
というように、グランドハイアット福岡のラウンジのリニューアルについて書いてみましたが、シャンパンが飲めなくなったショックは大きく、福岡に泊まりに行く心のインセンティブがかなり失われてしまったのが正直な感想です。