お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

2023年6月 ラスベガス旅行記④ MGMのRewardは辛くなり、そしてHyattとの提携は解消へ

My vegasというアプリでコインを貯めてRewardに交換することや、HyattグループとMGMが業務提携している話は2017年の記事でも触れました。

umekisancpa.hatenablog.com

1滞在で3つのRewardsを使うことが出来るのですが、当時はBuffetの無料も余裕で取れたし、2for1(2人で1人無料)も使って滞在中の食費がかなり浮いたのですが、コロナ後はBuffetをやっているホテルも少なくなり(MGM系列ではBellagioとMGM Grandだけ)、やっていても朝と昼だけというホテルが多いです。ARIAも大きなBuffetがあって雰囲気も好きだったのですが、今ではちょっと高級なフードコートです。人も全然いなくて超高額な賃料負担がかかるラスベガスの中心地で商売が成り立つようには全然見えませんでした。

そしてReward事態も改悪が進んでいてBuffetの無料は無くなっています。お飾り程度に2for1がありますが、いつ見てもBellagioのBuffetは売り切れています。たまにMGM Grandのはあってそっちは獲得できたりもするのですが、如何せん料理のクオリティが結構残念なので、あまりオススメはしません。まぁ、ラスベガスの物価はめちゃくちゃ高いので、2名で40ドル程度で食事が出来ると思えば長めに滞在するのであればありかと。

右側の写真のFree Playは3泊以上滞在しているホテル内のスロットで利用することができるのですが、2022年9月に行った時は2人で宿泊していれば、それぞれが複数個選べたのですが、なんと今回は1室につき1回に改悪されていました。前回はこのFree playを使って300ドル位のキャッシュになったのですが、今回はNYNYで100ドルだけしか貰えません。たまたま少し当たって180ドル位になったのでラッキーでしたが。

というわけで、3つ選ぶのも難しくなっています。もちろん少額のコインのやつを利用すれば使えますが、アイスクリーム半額とかそういうのを貰ってもあまり嬉しくもないので…MGMとすれば物価上昇への対応と、収益性を上げるための施策ですが、ささやかな楽しみなので、どんどん辛くなるのは切ないもんです。

また、MGMのTier Creditsというメンバーランクのポイントも全然つかなくなっています。2017年の記事では1ドルで25Tier Creditsのポイントが付く、と書いていましたが、今では1ドル4Tier Creditsだそうです。前までは1滞在で75,000ポイントのGoldどころか20万ポイントのプラチナまで行ったこともあるのですが、今回は9,000ドル持ってきて、毎日1,500ドルや2,000ドルをBuy inしてブラックジャックやクラップスを毎日最低5,6時間はプレイして、ホテル代や食事代を部屋付けして2,000ドル程決済したのに、たったの14,293ポイントです。エクスプレスチェックインが普及した今では、Goldの優位性であったホテルの長蛇の列に並ばなくてもいい、というメリットも失われてしまったので、上級ランクを維持する必要性も余りありませんが。

そして、ハイアットをよく利用する者としては非常に残念なニュースがありました。MGMとHyattグループの業務提携が2023年9月30日で解消されます。HyattのグローバリストであればMGMのGoldメンバーにステータスマッチができるのですが、それも無くなります。また、MGM系列のホテルに宿泊すればHyattの宿泊数にカウントされ、支払額についてHyattのポイントを貰うことができるのですが、長期間の滞在で宿泊数も稼げますし、ポイントもそこそこ稼げるので重宝していたのですが、これが無くなるのは結構キツイです。10月からはMGMはマリオットグループと業務提携するようです。この辺の変わり身の速さは合理主義的なアメリカらしいですね。マリオットで修行している人はHyattよりも断然多いでしょうから、これまでラスベガスに足が遠かった方も、修行がてら行かれてはいかがでしょうか。

今回は少しがっかりな話を紹介しました。次回に続きます。