お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

2023年SW 久しぶりのマカオ旅行 飲んで食ってカジノ三昧

コロナ禍が始まる2020年2月にマカオ旅行を予約しており、当時はワンチャン行けるのではないかと思いましたが、あれよあれよと入出国が難しくなり、今回はそれ以来の訪澳となりました。

処理水の問題があり、現地の人にどのような対応をされるかが不安だ、という方も沢山いらっしゃると思います。私も不安でしたので色々と事前情報を調べてから行きましたが、結論、日本人だからといって何かをされるという事は無かったです。マカオは特別自治区なので異なる背景があり、私が訪れた場所は高級ホテルが集積するコタイ地区のホテルとカジノだけで富裕層が多い区域だったからかもしれませんが、場所や時間帯によっては、よもやの事象があるかもしれませんので、そこは申し添えておきます。

 

今回はマカオ航空の2for1キャンペーンを利用しましたので、関空-マカオを2名で往復7万円程の旅費で行くことができました。航空券の値段が跳ね上がっていますので、嬉しいキャンペーンです。なお、9月30日までの予約、12月31日以前の出発であれば、まだキャンペーンを利用することができます。

日本発のマカオ航空はANAコードシェア便となっているため、ANAのスーパーフライヤーズカードをお持ちの方や、プラチナメンバー以上の方は優先チェックイン及び保安検査後の有料ラウンジを利用することができます。マカオ航空のエコノミークラスは購入時に席が決まっていない仕様のようなので、搭乗日の前日からwebチェックインをしておくと、希望の席を取る確率が増すかと思います。

有料ラウンジは以前はJALサクララウンジが利用できましたが、搭乗口が出国ゲートから近くなったので、KIX NORTH LOUNGEになっています。サクララウンジと比べると食べ物等は劣りますね・・・

関空-マカオ間は往路は4時間、復路は3時間45分程で、時差はマイナス1時間です。マカオ航空の保有する飛行機は全てA320ですが、古めの機体でシートもいまいちなので、座布団は持っていった方がいいかもしれません。機内にモニターは無く、充電はUSBだけありましたが、時間潰しに工夫がいります。使っていませんが機内wi-fiは利用できるようです。CAに日本人の方がいらっしゃいますので日本語でOK。機内食も出ますが、申し訳ないですが美味しくないので、今回は受け取らず、食事はマカオに着いてからにします。

そうこうしてるうちにマカオに到着です。入国便が関空からのみだったので審査は空いています。アメリカのように質問されることもありませんので、パスポートを係員に渡せば無言で入国させてくれます。その時に小さな紙を渡されますが、帰りで空港で確認されることはないものの、ホテルのチェックイン時に確認されましたので、念のため帰国まで持っておいてください。

宿泊先は修行しなければなりませんので、ハイアッターとしては当然GRAND HYATT MACAUです。空港からCity of dreamsまでは無料のシャトルバスが出ていますので今回はこれで行きます。10分もかかりません。因みにマカオLRTが空港まで延伸していますので、空港から最寄駅のコタイ東まではLRTでも行けます、6パタカです。HP等にはパタカしか使えないと書いていますが、窓口でVISAは使えました。

グラハイマカオは如何にもハイアット感が出ていて好きなロビーです。前はこんな入口あったかな‥部屋からエレベーター降りたらすぐにカジノに行けます。

 

今回はグランドスイートで予約しました。普通の部屋でもグローバリストはスイートにアップグレードしてくれるのですが、情勢や台風でのキャンセルもあるかもと思い、直前まで予約しなかったのでグランドスイートしか空いてませんでした。もっと上のスイートのアプグレを期待しましたが、ファウンテンビューになっただけ。WYNNでやっていて、明らかにベラージオの真似ですが、特に見ても嬉しくはありません。


クラブラウンジは以前と同様ご飯が充実しています。が、週末はシャンパンのヴーヴグリコが提供されていたのですが、コロナ禍を経て維持できなくなったようでプロセッコに変わっていました。相当がっかりしました。

朝ごはんはラウンジが閉鎖されているので、3階にあるMEZZA9という店です。中華料理と洋食やパンも充実しています。パンはかなりレベル高かったとのことです。何回かマカオに訪れていますが初めて本場のエッグタルトを食べました、中々に美味しかったです、甘いけど。卵料理のスタンドもあり、オムレツなんかも頼めるようですが、見た感じは日本人好みではありません。白っぽい黄色の卵で良く焼きのオムレツを想像していただければ。


シャンパンがどうしても飲みたいのでリッツカールトンのサンデーブランチにも行きました。リッツカールトンはGALAXYの中の1つのホテルですが、LRTで「排角」という駅からすぐに行けるようになっていましたので、以前のようにタクシーで行かなくても大丈夫です。

ヴーヴグリコのロゼが飲めるコースで1人998HKD、サービス料は10%要りますので、総額で言うと2万円程度です。チップは不要です(というか、近時ではチップは賄賂とみなされる可能性があるので、渡してはいけないという記事もチラホラ見ます)。14時半までやっており時間制限もないので早めに来ればずっと飲み食いできます。生牡蠣、ハマグリ、カニ、ロブスターを始め、肉類・チーズ・魚料理・デザートとかなりの品数があるので満足度は相当高いです。二人でヴーヴグリコロゼを3本以上飲みましたので、まぁモトは取ったでしょう。

今回の旅行のメインはカジノですので少し触れておきます。コタイ地区におりましたので、MGMとCity of dreamsのカジノを中心にプレイしていました。予想していましたがミニマムレートは上がっています。ブラックジャックはMGMで300HKD(週末は500HKD)、シティオブトリームスは500HKDです。クラップスはどちらにもありましたが300HKDからです、コロナ前は200HKDでした。Galaxyにもクラップスはありましたが、こちらも100HKDから200HKDにミニマムが上がっています。バカラされる方は見渡す限りのテーブルがありますので希望の台をお探しください。500HKDのテーブルはありましたが、それ以下があるかは確認していません。

戦績はと言うと、ブラックジャックはbuy in額の割に相当に勝ちましたが、クラップスがとんでもなく不調で誰も彼もが7out製造機と化していました。トータルで数十万円負け・・・クラップスが一度でも吹いていれば勝ち確でしたが悔しいです。

本音を言うとマカオのカジノは鉄火場感が強いので、ラスベガスに比べると未だに抵抗があり、楽しみ度は低めです。例えば、言葉を発せず感情を出さない(出せない)ディーラー、人の賭けに乗ってくる知らない他人(ラスベガスではNGですが、マカオや韓国では他人の賭けに乗るのはデフォです)、人の賭けに乗ったのにサレンダーしろだのダブルしろだの言うてくるベーシックストラテジーも碌に知らないオッサン、クラップスは全員で楽しむものなのにPasslineに全然賭けない参加者、それ故にwinner(場の目)を出しても誰も喜ばない etc・・・

 

 

3泊4日したものの、朝は8時過ぎの飛行機なので6時前には出発です。早朝なのでグラハイマカオから空港まではタクシーしか足がありません。工事中のため空港を通り過ぎてかなり向こうでUターンする遠回りコースなので45HKDほどかかりました。クレカは使えないので、帰り用の現金は確保しておく必要があります。また、パタカは受け取ってくれない可能性があります。以前乗った際に、思いきりドライバーに突き返されました。

朝イチ便で帰られる方で両替される方は、チェックインする前に両替屋ありますのでそこでしてください。制限エリア内の両替屋は8時前の時点で開いていませんでした。日本での香港ドルから日本円へのレートは店にもよりますが15%以上の手数料が課されますので、恐らく現地の空港の方が有利なはずです。カジノでは香港ドルから日本円や米ドルへの両替はできない所が殆どです。

制限エリア内にはラウンジがあり、スーパーフライヤーズカードがあれば入室させてくれます。プライオリティパスの対象ラウンジでもあるようです。改装がされているようで、以前より綺麗なっていました。食べ物も充実しているように感じました(食べてないけど)。

コーヒー飲みながらウトウトしていたら、あっという間に搭乗時間となり無事に帰国です。関空の大規模工事がまだ続いており、せっかく帰国しても空港で食べたいものがありませんので、そそくさと梅田まで戻ってサイゼリアで反省会となりました(笑

 

久しぶりにマカオに行きましたが総じて快適に過ごせました。湿気は多いですが気温は大阪や京都よりも低いので全然快適に感じます。この先も政治情勢の影響を受けることは必至なので、予定を入れても行けるかどうかわからないという不確実性は消えません。そもそも、ブラックジャックだけでいいなら韓国でも全然問題ないわけで‥

 

ということを思いながら、マカオ旅行記を締めることにします。毎回、半島側や世界遺産などを観光してもいいかなと思いつつ、一度も行っていません。次回こそは。