お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

2024年1月初春 初めての韓国 GRAND HYATT 仁川修行&パラダイスシティでカジノに没頭

私がHYATT修行で利用していたハイアットリージェンシー大阪が2023年6月末で他ホテルにリブランドしてしまい、身近で手軽に宿泊できるとこと言えばハイアットプレイス京都しか無くなってしまいました・・・(といっても、近時のインバウンドの増加で宿泊費がかなり高くなっています)。新しくて綺麗なホテルであることは間違いないのですが、レストランも無く、ルームサービスも無く、広い部屋もないので、どうしても飽きてしまいます。そこで、これまで頑なに避けていた韓国に新境地を求め、初めて訪れることにしました。数百回単位で訪れている方も巨万といらっしゃるかと思いますが、せっかくなので備忘も兼ねて浅い知識に基づく旅行記でも書いてみようと思います。

 

今回はアシアナ航空で新規会員登録15%引きのキャンペーンがあったので利用してみました。航空券も高騰していますが、エコノミー往復で関空‐仁川が4万円程でLCCも似たような値段でした。アシアナ航空スターアライアンスメンバーなので、昔ANAでスーパーフライヤーズカードを取った甲斐があり、スターアライアンスゴールドメンバーのステータスを利用することができます。。これによりバゲッジドロップをビジネスカウンターで行なえますので、混んでる時だとかなり時間短縮になります。また、ビジネスクラスの方に渡される保安検査の優先チケットも貰えますので、今回は午後便なので空いていましたが、かなり混雑する午前便では相当な威力を発揮します。ANAのビジネスラウンジも使えますので、とりあえず出発まで休憩することにします。

そこそこご飯もありますが、期待するほどではありません、カフェ的に捉えていただければ。ワインは2種類、リーズナブルな価格だとは思いますが、赤も白も中々よろしいお味です。

往路の飛行機はA330です。国際線仕様なので座席にモニターは着いていますが、古めの機材なので画面はちっちゃいです、そして画質も悪いので消します(竹島日本海が先方の呼称でとりわけ強調されますので、その意味でも)。

シートの色味は落ち着いていて好きな感じ。レガシーキャリアなので席の幅も十分。税関申告書には定番の質問以外に、北朝鮮を讃える内容のものは持ち込み出来ないことになっています。未だ朝鮮戦争は休戦しているだけで、終結していないからでしょうか、びっくりしました。

2時間ちょっとのフライトですが、機内食もあります。カレープルコギでした、エコノミーでは酒は出ません。韓国に着いてから沢山食べることを画策されている方は、無しの方がよいかと。

うだうだしていたらあっという間に到着です。入国審査は指紋を押して、カメラにニッコリすれば、あっという間に通してくれました。グランドハイアット仁川まではシャトルバスが出ているのですが、リサーチ不足で乗り場を確認していませんでした。3C

です。1タミからホテルまでは5分ほどで30分に1本間隔であります。パラダイスシティも同じところから発着しています。

今回は4泊しましたが、余っていて使い切れないグローバリスト特典のスイートアップグレード券でアプグレしました。グランドデラックススイート ウエストタワーキングなる部屋で75㎡程です。トイレは2つありウォシュレットもついています、アメニティはグランドハイアットでちょくちょく見るフランスのBALMAINですが、盗難防止のために風呂のボトルはロックされていました。わざわざボトルごと盗んで帰る人が多数いるっていうことですよね、恐ろしい。因みに、トイレはウォシュレット付いてて綺麗なんですが、ずっとアンモニア臭かったです・・・壁が薄くて、ガッキーの叫び声と、はしゃぎまわるドンドンという音が毎日聞こえてきて不快でした。いい部屋であることは間違いないのですが、ちょっと残念ポイントも多いです。

部屋の外はこんな感じ。パラダイスシティが横に見えますが、昼に見るとうーん・・・って感じです、空港の横の港町なので物寂しい雰囲気。

朝ごはんは、ウエストタワーの一階にあるGRAND CAFEで提供されます。一般的なレベルのバフェで特に感想は無し。メニューも代わり映えしないので、4日間もいると飽きます。

パン類は残念ながら味がイマイチだったようです。

ずっとカジノに入り浸るのも何なので、1日だけソウルまで行ってご飯を食べてみることにしました。ソウル駅から地下鉄1番線で20分程行った新設洞(シンソルトン)駅から徒歩5分程の所にある「ソンガネタッカンマリ」という店に行きました、韓国ネタは全く疎いのですが、すごい人気店とのこと。駅を出たら露店が沢山あって、お世辞にも身なりが良いとは言えない方が多数往来していましたが、オジサンの街として有名だそうです。ちょっと昔の大阪の動物園前とか新今宮の雰囲気がしました。

席に着くと、数十秒でニンニクがたっぷり入ったタッカンマリを持ってきてくれます。メニューはこれのみで2人前29,000₩。高温で焚いて、肉は店員さんがカットしてくれます、出来上がるまでの間に酢がベースになったタレにニラ、唐辛子、マスタード、キムチを入れてつまみながら、瓶ビール(1本6,000₩程)を飲んでいると出来上がりです。たっぷりニンニクが入っていますが、火が入ってしまうと思った程ニンニク感はありません。あっさりとした出汁で、割と好きかもです。肉が骨だらけなので食べにくさはありますけどね。具を食べたら締めは2,000₩追加でうどんがあります。人数分頼めますが、1人前で十分な量です、お腹いっぱいです。

そんなわけで、HYATTに戻って夜のラウンジに行ってみます。朝ごはんと一緒の会場です。東京や福岡のグランドハイアットのラウンジのレベルを期待すると、かなりがっかりしてしまうでしょう。まず、雰囲気。このホテルには大きな室内プールがあり、小さな子供連れが多いです、故に推して知るべしでファミレスと化します。次に、飲食物の内容。グランドハイアットといっても宿泊代が安めのホテルなので仕方ないですが、夜のラウンジも朝ごはんとほぼ同じ内容です。私は飲んでばっかりなので、ご飯の内容はあんまりどうでもいいのですが、おつまみの多様性もなく飽きてしまいます。そして、スパークリングはかなり安めのもので、全然美味しくありません・・・泡好きとしてはがっかりでした。

カジノで勝ってたらパラダイスシティの中で何か食べようとおもっていたのですが、思い実現しましたので、日本にも支店がある「プロカンジャンケジャン」という店に来てみました。カンジャンケジャンとヤンニョムケジャンの盛り合わせで118,000₩なので高級店なんでしょう。生け簀の中に渡り蟹がいましたので新鮮さが売りです。ナイロンの手袋着けて食べるのですが、食べ辛さもあり、リピなしかな。カニ自体のおいしさで言うとズワイガニの方が断然好きですし、渡り蟹は茹でた身の方が好みです(そんなことを言うと、身も蓋もないですが)。アワビとエビの醤油漬け(35,000₩)も頼んでみましたが、特にエビが生臭くて‥うーん。。

漸くカジノの話に辿り着きましたが、パラダイスシティはグランドハイアットのウェストタワーから徒歩3,4分てとこです。真冬なので寒いですが、コートとかを着ていくと邪魔なので薄着でダッシュします。ホテルの中はオブジェが色々ありますが、一目散にカジノに向かいます。

初めてでしたが、パスポート見せたらすぐに会員カード作ってくれます。ラスベガスと違って、割と多めにポイントくれるので、低レートでプレイしてもカジノ内のレストランでの食事に充当する程度にはすぐに貯まっていきます。

ちょうど、ポーカーのアジアシリーズみたいなのを開催していたので、若い日本人の方が沢山いました。クラップスがないので専らブラックジャックを打つのですが、オーソドックスな台は4台しかありません。ミニマム10,000₩と50,000₩が1台ずつ、100,000₩が2台です。話を聞くと、近くにアメリカ系のカジノホテルがオープンするので、高待遇な条件でディーラーが引き抜かれまくっているとのこと。確かに、トレーニーの子ばっかりで、カードの捌き方もゆっくりゆっくりでした。イベントが重なっていることと、そもそもカジノでプレイすることを目的としている人ばかりなので、台が空きません。特に低レートの人は一日中打ってる人が多く、仕方なく100,000₩でやります。まぁ、結局高めに賭けるのでいいのですが、まったりしたい時もあるので、やっぱり低レートがいいですね。

今回予算は1,000万₩までと決めていましたが、最終日までは半分ほど打ち減らされていましたが、最後の最後にツキが回ってきて、何とか片手万円ほど勝つことが出来ました。朝までコースでかなり長時間プレイしていたので時間効率はめちゃくちゃ悪いですが、勝てただけ良しとしましょう。全体を通してディーラーの引きが強すぎて、耐え忍ぶ時間が殆どでした。ディーラーが25回位連続でバストしないことが複数回あり、みるみるうちにジリ貧に陥るという悪循環…いや、辛かったです。

カジノの中にはレストランがあり、貯めたポイントで食事を取ることができます。常連の方は「学食」と呼ぶそうです。その名の通り、そんなに美味しいものでもありませんが、サクッと食べる人が多いので賑わっていました。韓国のカジノにはカクテルガールがいないので、ビールもレストランやバーに買いに行かなければいけません。これもポイントで充当できるのですが、ドリンク飲むのにいちいち離席しなければならないのはちょっと残念です。

そんな訳で、あっという間に最終日となり、帰路に就きます。スターアライアンスゴールドメンバーは待ち時間にアシアナ航空ビジネスクラスラウンジを利用することができました。結構広いですが、関空のビジネスラウンジと同様、そんなに大したものはありませんので、ゆっくり休めるだけ有り難い、って感じです。

 

HYATTの修行とカジノをしに行くという目的で初めて韓国に訪れましたが、近いという点ではいいのですが、GRAND HYATT 仁川はがっかりポイントが多く、カジノも席が空かなくて気軽に打てないという点で、色々と不便がありました。

デルタ航空のマイルが大量にあるので、大韓航空を利用して3月にもう一度行ってみることにします。次はPark Hyatt ソウルがどんなものか確認するとともに、近くにカジノもあるようなので、また勝負したいと思います。