お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

2019年 マカオ旅行 カジノとRitzシャンパンブランチとHyatt ③カジノ編

今回の旅行のメインでもあるカジノのお話です。

シティオブドリームズ内にあるカジノと、ハイアットの真ん前にあるMGMコタイでプレイをしました。どちらも巨大なカジノです。ラスベガスのMGM Grandも十分大きいカジノですが、どっちのカジノも大きさは余裕でそれ以上です。もっぱらバカラの台ばかりで、数百テーブルは並んでいるでしょうか。カジノの中は写真禁止なので、中の写真はありません。

空港で両替しなかったので、MGMコタイのキャッシャーで日本円⇒HKDを両替しました。確かレートが0.69位だったと思うので、約14.5円が1HKDになりました。その時のTTMは13.8円位だったので、2円手数料で取られる日本とは比較にならない位にレートはいいです。街場にもっとレートのいい両替はあるかもしれませんが、まぁ、こんなもんであれば文句はありません。

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MlifeのRewardについて。

最近、MlifeのRewardにマカオのMGMを選ぶことができるようになりました。マカオのMGMは経営が別なので、アメリカのMlifeカードはそのまま使えません。どうやって使うのか心配でしたが、とりあえずMGMコタイのプレイヤーズ窓口に行って担当の人にコタイのプレイヤーズカードを作ってもらい、Rewardの画面を見せたら対応してくれました。ただ、色々試しましたが、スロットのフリープレーはできませんでした。Dining Creditは利用できましたが、レストランの従業員にも殆ど浸透していないらしく、身振り手振りで説明してなんとか使えました。

しかし、中国人は本当に並びませんね・・・プレイヤーズ窓口で並んでいても横から無視して入ってきます。並ぶ概念がないのか、注意できないこっちが悪いのか。帰りの空港でも順番めちゃくちゃだったし、日本人の感覚とは相容れずイラっとします。

マカオでは殆どの人がバカラをやりますが、私はブラックジャック(以下、BJ)とクラップスしかしませんので、マカオでは選択肢が少ないです。MGMコタイもシティオブドリームズもBJは数テーブルしかありません。

どちらのカジノもミニマムは500HKDからなので、ベガスに比べると少し高め、全てシャッフルマシーンを利用しており、BJの時は3to2ですが、ソフト17はディーラーヒットなので、控除率は少し高めだと思います。個人的にシャッフルマシーンは中がどうなってるかわからないのであんまり好きではありません。とは言え、プレーしてみます。

マカオイカサマ防止のためのルールが厳しいです。ダブルダウンの時は、ベガスだと”Double down.”と言えばディーラーが処理してくれますが、こちらでは必ず1本指を立ててディーラーに合図しないといけません。スプリットの時も、ベガスだと特に何も言わなかったり、適当に2つに分ける仕草をすれば処理してくれますが、こちらでは必ずピースサインで2つに分ける仕草をしなければいけません、小指と親指を広げる仕草だと怒られます。

印象に残ったのが、こちらの人は誰も彼もすぐにサレンダーします。ベーシックストラテジー通りにしている人もいないのですが、中国人はお金を増やすことに執着がありすぎて、負けて金が減るのが嫌だという特徴があるんですかね。いわゆる、現状維持バイアスが強く働いているように感じました。殆どの場合、サレンダーは確率的にダメな行動です。アメリカ人は負けを認めるのが嫌なのか、サレンダーは殆ど見たことがありません。賭け方にはお国柄がでますね。

あと、とても不快だったのが、プレーをしない人間がテーブルに座っていて、ペチャクチャ大声でしゃべっていることです。注意しないのが不思議です。おまけに酷かったのが、こっちの手札9、ディーラー2、ベーシックストラテジーだとヒットですが、横に座っていたプレーしていないおっさんがチップを投げてきてダブルダウンをしろ!!みたいなことを叫んでいます。他人のプレーに乗ってきて、しかも不合理な事をするなんて考えらえないので、睨んでチップを投げ返してやりました。イライラが募ったので、マカオではBJは一回しかやりませんでした。少し勝てたのが救い。

クラップスもマカオとラスベガスは全然違います。調べて知っていましたが、目の当たりにするとやはりびっくりします。MGMコタイはクラップスは1台でミニマム200HKD、シティオブドリームスは2台でミニマムは1つが200HKD、もう一つが500HKDでした。ベガスでもミニマム25$はベラージオとかARIA位しか見ないので、結構種銭がいります(Galaxyのカジノでは100HKDの台がありました)。

まずこちらの殆どの人はPasslineに賭けません。Passlineに賭けないとサイコロを投げる権利がありませんので、テーブルに結構な人がいても投げる人は数人です。そしてポイントが決まるとひたすらプレースベットします。なかなか出ない4,10に大量に賭ける人もいます。プレースベットはPasslineとオッズ賭けに比べると手数料が掛かっていて払い戻しが少ない事を知らないんでしょうか(20年の年始に訪れた時に分かったのですが、4,10の払い戻しはアメリカだと1.8倍ですが、マカオは1.95倍でオッズベットの2倍と殆ど変わらないようです。)。ま、そんなことはわかりませんが、ひたすらプレースベットに賭けます、しかも結構な大金を賭けています。

一番凄かったのが、40代過ぎのビッカビカのダイヤの時計をしたおじさん。歯はボロボロですが、愛人か遊び仲間みたいな20代前半の女の子3,4人と秘書を連れています。1万HKD(約137万円)のチップが小判みたいで他のチップとは違うのですが、これをバンバン両替して、一回のロールで1,2万HKD軽く賭けています。チップの管理は秘書がやっています。こんなことするなんて種銭5,000万円以上は軽くいると思いますが、とんでもない金持ちを見てマジでびっくりしました。

数日間、殆どの時間をクラップスのテーブルで過ごし、Passline+オッズ賭け+Comeの戦略で、サイコロを投げまくりました。こっちの人はポイントを出しても誰も何もいわない(Passline賭けてないので当たり前)のですが、頑張って騒ぎまくって、ハイタッチするのが恥ずかしげなおじさんと仲良くなるなど、草の根文化交流も行って、最終的に無事に少し勝つことができました。

旅行代とご飯代が浮いた、万歳!!