お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

2019年ラスベガスとハワイの旅③ ベガスのカジノはクラップスとBJだ!!編

ベガスに来たほとんどの目的がカジノですので、カジノの事は書いておかなければなりません。前にカジノの基本的なことを書いた記事もあるのでお暇な方はお読みいただけたらと思います。

 

umekisancpa.hatenablog.com

 一言でカジノと言っても、何をするか困りますよね、スロット・ビデオポーカー・ポーカー・ルーレット・バカラブラックジャック(BJ)・クラップス、スポーツブック・・・

このあたりが一般的なカジノにあるものです。当然それぞれにハウスエッジ(カジノの控除率)というものがあって、これが小さいほどプレーヤーに有利です。それでも、100%を超えることはBJでカードカウンティングをするなどのことをしないとありませんので(ラスベガスをぶっつぶせ、っていうMITの学生の実話に基づいた映画がありますね、2deckだとできないことはないですが、ばれたらこわーいお兄さんにぼっこぼこにさられるとかどうとか。。)、最終的にはカジノが勝つことは決まっているのですが、収束するには何百万回プレーをしなければならないため、ハウスエッジが低いほどプレーヤーが勝てる可能性が高まります。

この中でハウスエッジが小さいものとしては、バカラ・BJ・クラップスがあげられます。中国人はバカラ一辺倒のようですが、僕はやりません。

BJはベーシックストラテジーという何のカードが出たらどうする、という確率的に決まった行動がありますので、これを完璧に覚えればハウスエッジを低くできます。条件次第でハウスエッジが変わりますが、BJしたときの配当が3to2(1.5倍)、2deck、ソフト17でディーラーがヒットしない、といったルールがあれば控除率は1%未満になるそうです。最近はBJで6to5(1.2倍)でマルチデックという控除率が2-3%に跳ね上がる不利なテーブルが沢山ありますので、きちんと見極めてプレーする必要があります。

また、アメリカではクラップスが最も人気で、是非盛り上がる気分を味わっていただきたいです。自分がサイコロを投げる番で、ホットロールといってずっとサイコロを投げ続けて場の目(当たり)を何回もしたときの高揚感とか皆のねぎらいの言葉とか増えていくチップとか、それはそれは楽しいです。

 

では、各ホテルのテーブルの状況を書きつつ、今回の具体的な行動と戦績を。

ベラージオに宿泊してはいますが、アウトレットに行くWAXというバスに乗るためにNYNYを通るのと、カジノの雰囲気がいいのと(クラブみたいに結構大きな音で音楽がかかっています)、BJで2Deck、3to2でMin25$と条件もよくマイルドな気持ちでプレーできるテーブルがあるので(残念ながらソフト17はヒットです)、NYNYも結構プレーします。

MGM grandはカジノこそめっちゃでかいですが、こういうテーブルがないのでダメ。Park mgmはモンテカルロの時は2deckのテーブルありましたが、無くなっていました。カジノスペースは小さく3to2のテーブルすら無かったような。ARIAは2deckありますが100$スタートなので、やれないことはないですが、敢えてやる必要もないのでパス。ベラージオは基本的に50$以上でスタートですが、3to2、マルチデックですが、ソフト17なので条件としてはいいです。なので、毎日夕方から晩御飯前まではNYNY、夜から朝まではベラみたいな感じでした。

ミニマム50$といっても、結局100$チップを賭けるのであんまり気にしないのですが、連敗したときとか、気分を変えたいときや、2handsでプレーするときなど、ミニマムが小さいとありがたいです。今回は500$程度の低額で入って、数百~千数百勝ったところですぐやめる方式で、まーまー勝てました。その変わりじっくり長時間プレーしなかったので、mlifeカードのTier creditというプレイヤーのランクのポイントが全然つきませんでした(泣)

 

また、ベガスに来たらクラップスは必ずしなければなりません。NYNYにだけ変わったテーブルがありました。プレースベットになぜか2~12まで数字が並んでいます(通常は4-10)。また、Don't passもありません。なんじゃこりゃと思ったのですが、Passlineに賭けた時に通常は2,3,12が負けで、7,11が勝ちなのですが、このテーブルは7だけを勝ちにするかわりに、他の目が出た時は全てポイントになるものでした。やってみてたまたま勝てたのですが、2,12が場の目になった時はさすがにオッズ賭けができないので微妙かも。ただ、自分がサイコロ投げる時にDon't passされて負けた時のムカつきは半端ないので、これはこれでありです(笑)ミニマム10$からなので楽しめました。

クラップスはベラージオ中心にやりました。ミニマムが15$、夜になると25$が多いのですが、やはり富裕層が多いのか、すごい盛況です。

最も確率的に勝てるのが、Passlineからのオッズ賭けで3-4-5倍をし、更にカムで同様のことをする方法だとされているので、これで行きます。が、結構一回でお金が飛ぶので、1投目8⇒150$投入、2投目9⇒150$投入、3投目7out!!ってなると、一瞬で300$が飛んでしまうので、出入りは激しくなります。

今回は結構ホットロールしてくれる人がいたり、自分も場の目を6回出すという最高記録を達成したりで、とても楽しくプレーできました。そして勝てました。

スロットはおやつ程度にやって負けましたが、総額で数千$勝てたので満足です。1万$オーバーは今度に取っておきます。

 

ベガスのカジノ収入がマカオに抜かれて10年以上経ちますが、カジノやってる人は本当に少なくなりましたね、クラップスは低額で遊べるので賑わってますが、その他はスロット含めてかなり人が少ないです。他に娯楽はありますからでしょうか。そんな中で、ベラージオですごいものを見ました。換金するために並んでいると、カジノホストと思われる人が大きなチップを入れるボックスをもって、チップの数を記帳していました。通常のフロアにあるのは白の5,000$チップまでですが、見たこともない種類のチップが2種類‥調べみると1万$と2万5千$ぽいです。見たことないチップがそれぞれ20枚位、5千・千・5百が数十枚ずつ、百は大量に入っていたので、軽く1億円超えています。世の中にはとんでもない人がいるもんです。

 

話変わって、カジノの会計基準として、米国会計基準にゲーミング会計という超特殊なものがあるのですが、また機会あれば紹介できればいいなぁと思います。