お酒大好き公認会計士のつぶやき

大阪で会計事務所を営む公認会計士です。自分の趣味や社会の出来事、特に会計や税金について書いていこうと思います。旅行も好きです。ラスベガスに毎年行くのが目標です。

リニューアルオープンしたグランドハイアット福岡のクラブラウンジに行ってきました。

長崎で会計監査の仕事がありましたので、帰り道にクラブラウンジがリニューアルオープンしたグランドハイアット福岡に遅ればせながら2泊ほど滞在してきました。長く続いたコロナ禍の前から5階のクラブラウンジは改装工事に入っていましたが、少し前に漸くオープンしています。

エレベーターで5階に降りて、以前は恐らく日本料理の「なだ万」だったところがフロントと待合スペースになっています(フロントの方がいたので、正面から撮っていません)。

入り口はカードを翳さないと入れないようになっています。滞在中にそれなりのご年齢のご夫婦が、この部屋に入れないんだけど!!とスタッフの方にキレていましたが、ラウンジアクセスのプランでなければ、そりゃ入れません。

石垣はそのままで、シャンデリアと石にくっついている木のオブジェみたいなのは、以前はなかったように思います。テーブルのデザインも高級感を出すというよりはカフェっぽい印象を受けました。ファミリー層でも使いやすいような仕様にしているのでしょう。

グランドハイアット福岡のクラブラウンジは、リニューアル前は地下一階のBAR FIZZでやっており、カクテルタイムにはシャンパン(日によってモエシャンドン、二コラフィアット、ルイロデレールのどれか1種類で、他の種類もあったかもしれません)を飲むことができましたが、残念ながら、スパークリングワインはスペインのカバと国産のものとシャンドンロゼの3種類になっていました。シャンパンを飲みまくることだけを楽しみに福岡に行っていたので、このガッカリ具合は半端ないです。赤白ワインは大分の安心院ワインも採用されていましたが、全体的に九州のワイン推しなんですかね。

ラウンジのご飯は、以前の5階のラウンジや、地下のバーで代替していた時よりも、断然レベルが上がっていて、力を入れてる感じが伝わってきます。ただ、せっかく福岡に来ている以上は、夜はもつ鍋とか海鮮とか水炊きとか、そういうものを食べに行きたいので、ラウンジではおつまみ程度しか食べません。食に力を入れていただくよりは、酒=シャンパンに力を入れていただきたいのが本音です。

節分の日に宿泊していたので、1年でこの日だけ、恵方巻恵方巻ちっくなロールケーキがありました。

こちらは朝ごはん。クラブアクセスで宿泊されている方は、1階のカフェでの朝ごはんは利用できなくなり、全て5階のラウンジで食べるようになっています。夜と同様、朝ごはんもかなり力を入れているので、1階のカフェと遜色ありません。

和食コーナーも充実していて、海鮮丼が食べられるようになっています。タイミングによるのかもしれませんが、イクラが提供されていることもあります。

というように、グランドハイアット福岡のラウンジのリニューアルについて書いてみましたが、シャンパンが飲めなくなったショックは大きく、福岡に泊まりに行く心のインセンティブがかなり失われてしまったのが正直な感想です。

2024年1月初春 初めての韓国 GRAND HYATT 仁川修行&パラダイスシティでカジノに没頭

私がHYATT修行で利用していたハイアットリージェンシー大阪が2023年6月末で他ホテルにリブランドしてしまい、身近で手軽に宿泊できるとこと言えばハイアットプレイス京都しか無くなってしまいました・・・(といっても、近時のインバウンドの増加で宿泊費がかなり高くなっています)。新しくて綺麗なホテルであることは間違いないのですが、レストランも無く、ルームサービスも無く、広い部屋もないので、どうしても飽きてしまいます。そこで、これまで頑なに避けていた韓国に新境地を求め、初めて訪れることにしました。数百回単位で訪れている方も巨万といらっしゃるかと思いますが、せっかくなので備忘も兼ねて浅い知識に基づく旅行記でも書いてみようと思います。

 

今回はアシアナ航空で新規会員登録15%引きのキャンペーンがあったので利用してみました。航空券も高騰していますが、エコノミー往復で関空‐仁川が4万円程でLCCも似たような値段でした。アシアナ航空スターアライアンスメンバーなので、昔ANAでスーパーフライヤーズカードを取った甲斐があり、スターアライアンスゴールドメンバーのステータスを利用することができます。。これによりバゲッジドロップをビジネスカウンターで行なえますので、混んでる時だとかなり時間短縮になります。また、ビジネスクラスの方に渡される保安検査の優先チケットも貰えますので、今回は午後便なので空いていましたが、かなり混雑する午前便では相当な威力を発揮します。ANAのビジネスラウンジも使えますので、とりあえず出発まで休憩することにします。

そこそこご飯もありますが、期待するほどではありません、カフェ的に捉えていただければ。ワインは2種類、リーズナブルな価格だとは思いますが、赤も白も中々よろしいお味です。

往路の飛行機はA330です。国際線仕様なので座席にモニターは着いていますが、古めの機材なので画面はちっちゃいです、そして画質も悪いので消します(竹島日本海が先方の呼称でとりわけ強調されますので、その意味でも)。

シートの色味は落ち着いていて好きな感じ。レガシーキャリアなので席の幅も十分。税関申告書には定番の質問以外に、北朝鮮を讃える内容のものは持ち込み出来ないことになっています。未だ朝鮮戦争は休戦しているだけで、終結していないからでしょうか、びっくりしました。

2時間ちょっとのフライトですが、機内食もあります。カレープルコギでした、エコノミーでは酒は出ません。韓国に着いてから沢山食べることを画策されている方は、無しの方がよいかと。

うだうだしていたらあっという間に到着です。入国審査は指紋を押して、カメラにニッコリすれば、あっという間に通してくれました。グランドハイアット仁川まではシャトルバスが出ているのですが、リサーチ不足で乗り場を確認していませんでした。3C

です。1タミからホテルまでは5分ほどで30分に1本間隔であります。パラダイスシティも同じところから発着しています。

今回は4泊しましたが、余っていて使い切れないグローバリスト特典のスイートアップグレード券でアプグレしました。グランドデラックススイート ウエストタワーキングなる部屋で75㎡程です。トイレは2つありウォシュレットもついています、アメニティはグランドハイアットでちょくちょく見るフランスのBALMAINですが、盗難防止のために風呂のボトルはロックされていました。わざわざボトルごと盗んで帰る人が多数いるっていうことですよね、恐ろしい。因みに、トイレはウォシュレット付いてて綺麗なんですが、ずっとアンモニア臭かったです・・・壁が薄くて、ガッキーの叫び声と、はしゃぎまわるドンドンという音が毎日聞こえてきて不快でした。いい部屋であることは間違いないのですが、ちょっと残念ポイントも多いです。

部屋の外はこんな感じ。パラダイスシティが横に見えますが、昼に見るとうーん・・・って感じです、空港の横の港町なので物寂しい雰囲気。

朝ごはんは、ウエストタワーの一階にあるGRAND CAFEで提供されます。一般的なレベルのバフェで特に感想は無し。メニューも代わり映えしないので、4日間もいると飽きます。

パン類は残念ながら味がイマイチだったようです。

ずっとカジノに入り浸るのも何なので、1日だけソウルまで行ってご飯を食べてみることにしました。ソウル駅から地下鉄1番線で20分程行った新設洞(シンソルトン)駅から徒歩5分程の所にある「ソンガネタッカンマリ」という店に行きました、韓国ネタは全く疎いのですが、すごい人気店とのこと。駅を出たら露店が沢山あって、お世辞にも身なりが良いとは言えない方が多数往来していましたが、オジサンの街として有名だそうです。ちょっと昔の大阪の動物園前とか新今宮の雰囲気がしました。

席に着くと、数十秒でニンニクがたっぷり入ったタッカンマリを持ってきてくれます。メニューはこれのみで2人前29,000₩。高温で焚いて、肉は店員さんがカットしてくれます、出来上がるまでの間に酢がベースになったタレにニラ、唐辛子、マスタード、キムチを入れてつまみながら、瓶ビール(1本6,000₩程)を飲んでいると出来上がりです。たっぷりニンニクが入っていますが、火が入ってしまうと思った程ニンニク感はありません。あっさりとした出汁で、割と好きかもです。肉が骨だらけなので食べにくさはありますけどね。具を食べたら締めは2,000₩追加でうどんがあります。人数分頼めますが、1人前で十分な量です、お腹いっぱいです。

そんなわけで、HYATTに戻って夜のラウンジに行ってみます。朝ごはんと一緒の会場です。東京や福岡のグランドハイアットのラウンジのレベルを期待すると、かなりがっかりしてしまうでしょう。まず、雰囲気。このホテルには大きな室内プールがあり、小さな子供連れが多いです、故に推して知るべしでファミレスと化します。次に、飲食物の内容。グランドハイアットといっても宿泊代が安めのホテルなので仕方ないですが、夜のラウンジも朝ごはんとほぼ同じ内容です。私は飲んでばっかりなので、ご飯の内容はあんまりどうでもいいのですが、おつまみの多様性もなく飽きてしまいます。そして、スパークリングはかなり安めのもので、全然美味しくありません・・・泡好きとしてはがっかりでした。

カジノで勝ってたらパラダイスシティの中で何か食べようとおもっていたのですが、思い実現しましたので、日本にも支店がある「プロカンジャンケジャン」という店に来てみました。カンジャンケジャンとヤンニョムケジャンの盛り合わせで118,000₩なので高級店なんでしょう。生け簀の中に渡り蟹がいましたので新鮮さが売りです。ナイロンの手袋着けて食べるのですが、食べ辛さもあり、リピなしかな。カニ自体のおいしさで言うとズワイガニの方が断然好きですし、渡り蟹は茹でた身の方が好みです(そんなことを言うと、身も蓋もないですが)。アワビとエビの醤油漬け(35,000₩)も頼んでみましたが、特にエビが生臭くて‥うーん。。

漸くカジノの話に辿り着きましたが、パラダイスシティはグランドハイアットのウェストタワーから徒歩3,4分てとこです。真冬なので寒いですが、コートとかを着ていくと邪魔なので薄着でダッシュします。ホテルの中はオブジェが色々ありますが、一目散にカジノに向かいます。

初めてでしたが、パスポート見せたらすぐに会員カード作ってくれます。ラスベガスと違って、割と多めにポイントくれるので、低レートでプレイしてもカジノ内のレストランでの食事に充当する程度にはすぐに貯まっていきます。

ちょうど、ポーカーのアジアシリーズみたいなのを開催していたので、若い日本人の方が沢山いました。クラップスがないので専らブラックジャックを打つのですが、オーソドックスな台は4台しかありません。ミニマム10,000₩と50,000₩が1台ずつ、100,000₩が2台です。話を聞くと、近くにアメリカ系のカジノホテルがオープンするので、高待遇な条件でディーラーが引き抜かれまくっているとのこと。確かに、トレーニーの子ばっかりで、カードの捌き方もゆっくりゆっくりでした。イベントが重なっていることと、そもそもカジノでプレイすることを目的としている人ばかりなので、台が空きません。特に低レートの人は一日中打ってる人が多く、仕方なく100,000₩でやります。まぁ、結局高めに賭けるのでいいのですが、まったりしたい時もあるので、やっぱり低レートがいいですね。

今回予算は1,000万₩までと決めていましたが、最終日までは半分ほど打ち減らされていましたが、最後の最後にツキが回ってきて、何とか片手万円ほど勝つことが出来ました。朝までコースでかなり長時間プレイしていたので時間効率はめちゃくちゃ悪いですが、勝てただけ良しとしましょう。全体を通してディーラーの引きが強すぎて、耐え忍ぶ時間が殆どでした。ディーラーが25回位連続でバストしないことが複数回あり、みるみるうちにジリ貧に陥るという悪循環…いや、辛かったです。

カジノの中にはレストランがあり、貯めたポイントで食事を取ることができます。常連の方は「学食」と呼ぶそうです。その名の通り、そんなに美味しいものでもありませんが、サクッと食べる人が多いので賑わっていました。韓国のカジノにはカクテルガールがいないので、ビールもレストランやバーに買いに行かなければいけません。これもポイントで充当できるのですが、ドリンク飲むのにいちいち離席しなければならないのはちょっと残念です。

そんな訳で、あっという間に最終日となり、帰路に就きます。スターアライアンスゴールドメンバーは待ち時間にアシアナ航空ビジネスクラスラウンジを利用することができました。結構広いですが、関空のビジネスラウンジと同様、そんなに大したものはありませんので、ゆっくり休めるだけ有り難い、って感じです。

 

HYATTの修行とカジノをしに行くという目的で初めて韓国に訪れましたが、近いという点ではいいのですが、GRAND HYATT 仁川はがっかりポイントが多く、カジノも席が空かなくて気軽に打てないという点で、色々と不便がありました。

デルタ航空のマイルが大量にあるので、大韓航空を利用して3月にもう一度行ってみることにします。次はPark Hyatt ソウルがどんなものか確認するとともに、近くにカジノもあるようなので、また勝負したいと思います。

 

 

 











2023年SW 久しぶりのマカオ旅行 飲んで食ってカジノ三昧

コロナ禍が始まる2020年2月にマカオ旅行を予約しており、当時はワンチャン行けるのではないかと思いましたが、あれよあれよと入出国が難しくなり、今回はそれ以来の訪澳となりました。

処理水の問題があり、現地の人にどのような対応をされるかが不安だ、という方も沢山いらっしゃると思います。私も不安でしたので色々と事前情報を調べてから行きましたが、結論、日本人だからといって何かをされるという事は無かったです。マカオは特別自治区なので異なる背景があり、私が訪れた場所は高級ホテルが集積するコタイ地区のホテルとカジノだけで富裕層が多い区域だったからかもしれませんが、場所や時間帯によっては、よもやの事象があるかもしれませんので、そこは申し添えておきます。

 

今回はマカオ航空の2for1キャンペーンを利用しましたので、関空-マカオを2名で往復7万円程の旅費で行くことができました。航空券の値段が跳ね上がっていますので、嬉しいキャンペーンです。なお、9月30日までの予約、12月31日以前の出発であれば、まだキャンペーンを利用することができます。

日本発のマカオ航空はANAコードシェア便となっているため、ANAのスーパーフライヤーズカードをお持ちの方や、プラチナメンバー以上の方は優先チェックイン及び保安検査後の有料ラウンジを利用することができます。マカオ航空のエコノミークラスは購入時に席が決まっていない仕様のようなので、搭乗日の前日からwebチェックインをしておくと、希望の席を取る確率が増すかと思います。

有料ラウンジは以前はJALサクララウンジが利用できましたが、搭乗口が出国ゲートから近くなったので、KIX NORTH LOUNGEになっています。サクララウンジと比べると食べ物等は劣りますね・・・

関空-マカオ間は往路は4時間、復路は3時間45分程で、時差はマイナス1時間です。マカオ航空の保有する飛行機は全てA320ですが、古めの機体でシートもいまいちなので、座布団は持っていった方がいいかもしれません。機内にモニターは無く、充電はUSBだけありましたが、時間潰しに工夫がいります。使っていませんが機内wi-fiは利用できるようです。CAに日本人の方がいらっしゃいますので日本語でOK。機内食も出ますが、申し訳ないですが美味しくないので、今回は受け取らず、食事はマカオに着いてからにします。

そうこうしてるうちにマカオに到着です。入国便が関空からのみだったので審査は空いています。アメリカのように質問されることもありませんので、パスポートを係員に渡せば無言で入国させてくれます。その時に小さな紙を渡されますが、帰りで空港で確認されることはないものの、ホテルのチェックイン時に確認されましたので、念のため帰国まで持っておいてください。

宿泊先は修行しなければなりませんので、ハイアッターとしては当然GRAND HYATT MACAUです。空港からCity of dreamsまでは無料のシャトルバスが出ていますので今回はこれで行きます。10分もかかりません。因みにマカオLRTが空港まで延伸していますので、空港から最寄駅のコタイ東まではLRTでも行けます、6パタカです。HP等にはパタカしか使えないと書いていますが、窓口でVISAは使えました。

グラハイマカオは如何にもハイアット感が出ていて好きなロビーです。前はこんな入口あったかな‥部屋からエレベーター降りたらすぐにカジノに行けます。

 

今回はグランドスイートで予約しました。普通の部屋でもグローバリストはスイートにアップグレードしてくれるのですが、情勢や台風でのキャンセルもあるかもと思い、直前まで予約しなかったのでグランドスイートしか空いてませんでした。もっと上のスイートのアプグレを期待しましたが、ファウンテンビューになっただけ。WYNNでやっていて、明らかにベラージオの真似ですが、特に見ても嬉しくはありません。


クラブラウンジは以前と同様ご飯が充実しています。が、週末はシャンパンのヴーヴグリコが提供されていたのですが、コロナ禍を経て維持できなくなったようでプロセッコに変わっていました。相当がっかりしました。

朝ごはんはラウンジが閉鎖されているので、3階にあるMEZZA9という店です。中華料理と洋食やパンも充実しています。パンはかなりレベル高かったとのことです。何回かマカオに訪れていますが初めて本場のエッグタルトを食べました、中々に美味しかったです、甘いけど。卵料理のスタンドもあり、オムレツなんかも頼めるようですが、見た感じは日本人好みではありません。白っぽい黄色の卵で良く焼きのオムレツを想像していただければ。


シャンパンがどうしても飲みたいのでリッツカールトンのサンデーブランチにも行きました。リッツカールトンはGALAXYの中の1つのホテルですが、LRTで「排角」という駅からすぐに行けるようになっていましたので、以前のようにタクシーで行かなくても大丈夫です。

ヴーヴグリコのロゼが飲めるコースで1人998HKD、サービス料は10%要りますので、総額で言うと2万円程度です。チップは不要です(というか、近時ではチップは賄賂とみなされる可能性があるので、渡してはいけないという記事もチラホラ見ます)。14時半までやっており時間制限もないので早めに来ればずっと飲み食いできます。生牡蠣、ハマグリ、カニ、ロブスターを始め、肉類・チーズ・魚料理・デザートとかなりの品数があるので満足度は相当高いです。二人でヴーヴグリコロゼを3本以上飲みましたので、まぁモトは取ったでしょう。

今回の旅行のメインはカジノですので少し触れておきます。コタイ地区におりましたので、MGMとCity of dreamsのカジノを中心にプレイしていました。予想していましたがミニマムレートは上がっています。ブラックジャックはMGMで300HKD(週末は500HKD)、シティオブトリームスは500HKDです。クラップスはどちらにもありましたが300HKDからです、コロナ前は200HKDでした。Galaxyにもクラップスはありましたが、こちらも100HKDから200HKDにミニマムが上がっています。バカラされる方は見渡す限りのテーブルがありますので希望の台をお探しください。500HKDのテーブルはありましたが、それ以下があるかは確認していません。

戦績はと言うと、ブラックジャックはbuy in額の割に相当に勝ちましたが、クラップスがとんでもなく不調で誰も彼もが7out製造機と化していました。トータルで数十万円負け・・・クラップスが一度でも吹いていれば勝ち確でしたが悔しいです。

本音を言うとマカオのカジノは鉄火場感が強いので、ラスベガスに比べると未だに抵抗があり、楽しみ度は低めです。例えば、言葉を発せず感情を出さない(出せない)ディーラー、人の賭けに乗ってくる知らない他人(ラスベガスではNGですが、マカオや韓国では他人の賭けに乗るのはデフォです)、人の賭けに乗ったのにサレンダーしろだのダブルしろだの言うてくるベーシックストラテジーも碌に知らないオッサン、クラップスは全員で楽しむものなのにPasslineに全然賭けない参加者、それ故にwinner(場の目)を出しても誰も喜ばない etc・・・

 

 

3泊4日したものの、朝は8時過ぎの飛行機なので6時前には出発です。早朝なのでグラハイマカオから空港まではタクシーしか足がありません。工事中のため空港を通り過ぎてかなり向こうでUターンする遠回りコースなので45HKDほどかかりました。クレカは使えないので、帰り用の現金は確保しておく必要があります。また、パタカは受け取ってくれない可能性があります。以前乗った際に、思いきりドライバーに突き返されました。

朝イチ便で帰られる方で両替される方は、チェックインする前に両替屋ありますのでそこでしてください。制限エリア内の両替屋は8時前の時点で開いていませんでした。日本での香港ドルから日本円へのレートは店にもよりますが15%以上の手数料が課されますので、恐らく現地の空港の方が有利なはずです。カジノでは香港ドルから日本円や米ドルへの両替はできない所が殆どです。

制限エリア内にはラウンジがあり、スーパーフライヤーズカードがあれば入室させてくれます。プライオリティパスの対象ラウンジでもあるようです。改装がされているようで、以前より綺麗なっていました。食べ物も充実しているように感じました(食べてないけど)。

コーヒー飲みながらウトウトしていたら、あっという間に搭乗時間となり無事に帰国です。関空の大規模工事がまだ続いており、せっかく帰国しても空港で食べたいものがありませんので、そそくさと梅田まで戻ってサイゼリアで反省会となりました(笑

 

久しぶりにマカオに行きましたが総じて快適に過ごせました。湿気は多いですが気温は大阪や京都よりも低いので全然快適に感じます。この先も政治情勢の影響を受けることは必至なので、予定を入れても行けるかどうかわからないという不確実性は消えません。そもそも、ブラックジャックだけでいいなら韓国でも全然問題ないわけで‥

 

ということを思いながら、マカオ旅行記を締めることにします。毎回、半島側や世界遺産などを観光してもいいかなと思いつつ、一度も行っていません。次回こそは。

2023年6月 ラスベガス旅行記⑤ ラスベガスのご飯事情。物価の高さに涙が出ます。

今回も結構長めに滞在しましたが、せっかくラスベガスに来たんだから、と思いつつも、食べるものに悩みます。NYNYに宿泊しておりPark MGMのEatalyはすぐ横です。今回も4,5回は行ったでしょうか。そこそこ安い値段でステーキが食べられて、ワインもリーズナブルに飲めますので非常に重宝します(と言っても、日本感覚で捉えると高いですが・・・)。Eatalyに関しては前回訪れた時の記事をご覧ください。

 

umekisancpa.hatenablog.com

 

新しい店も開拓しないといけないなぁ、と思いながら、今回も何軒か行ってみましたのでご紹介します。尚、写真を普段撮ることがないので下手くそすぎるのはご容赦くださいませ。

■The Buffet at Wynn Las Vegas

前回はシーザースパレスにあるラスベガスでも一番人気のBacchanal Buffetに行きましたが、今回はもう一つの人気店であるWynnのバフェに行ってみました。

朝からやっていてブレックファーストやブランチもありますが、シーフード系などのメニューは午後から始まるディナーからしか出てきません。今回はディナーを予約していきました。3日前程に予約サイトから申し込んだのですが受付で名前を言えばすぐに入れてくれました。但し、ノンリザーブの人はかなりの長蛇の列でしたので、急に行かれる方は要注意です。また、予約サイトからの場合は予約時に日本円で先に決済されますので、現地で何も頼まなければ軽くチップを置いていくだけでOKです。

Seafood Gourmet Dinnerは税抜$74.99。現地では90分の飲み放題がありますので、当然注文します、$29.99。

イクラ、とびっこなどのキャビアバーなんかもありました。色味が食欲をそそらないので、見向きもしなかったですが・・・

イタリアン、メキシコ料理、日本料理、中華料理などなど、かなり多数の料理が並べられていました。

ステーキはバフェでもハズレがないです。シーフードは茹でたスノークラブ、ダンジネスクラブ(爪が大きくて硬いやつ)、シュリンプカクテル、ハマグリ、ムール貝なんかがあったと思います。

日本人的には有り得ない色のドーナツ

 

バフェと飲み放題で2名で税込$228(約33,000円)ほどでした。年を取ってくるとあんまり食べられないので、そろそろバフェはいいかな、なんて思ったりもします。

■Gordon Ramsay Fish&Chips

ヘルズ・キッチンで有名なカリスマ料理人 ゴードン・ラムゼイ氏の名前を関したフィッシュ&チップスの専門店です。リンクホテルとフラミンゴホテルの間にあるリンクプロムナードにあり、In-N-Out Burgerの数件隣です。ここも有名店で、いつも店内はお客さんで一杯のようです。

まずは箱に入るフィッシュ&チップスを選びます。先に言っておきますが、一般的な日本人であれば、2人で行かれるのであれば間違いなく1つのボックスでいいです。とんでもないものが出てきます(笑

今回はFish(3) $19.99にチキンワンピース$ 2.99を足して、2種類のソース(タルタルソースとカレーマンゴーソース)に更にアリオリソースを追加$ 0.5を追加して、ブルームーンとステラアルトワ $10.99×2を頼んでみました。

キッチンのお兄さんが間違ったのかもしれませんが、凄い量が出てきました・・・チキンとロブスターを間違ったようで、ロブスターが入っていました。日本のパブとかで出てくるフィッシュ&チップスってそんなに量が多くないですよね。一つ一つの魚の白身が大きくて、そして油っぽい。ビールは進むものの、少しつまむ分には美味しいのですが、全部食べるのは厳しいです。ソースはどれも美味しかったですが、カレーマンゴーソースが一番だったかな。

全部で税込 $50(7,300円)ほどでした。ファストフード的な店なので、現金払いの場合のチップはレジのバケツに入れるスタイルです。$5程入れておきました。

■IL Fornaio(ハッピーアワー)

NYNYの中にあるイタリアンです。カジノの喧騒を眺めながらカウンター席でハッピーアワーを楽しむことができます。確か19時位まではやっていて、ビールやワインが$8~$10程、一部のピザとサイドメニューも$15以内ですので、ホテルの中ではかなりリーズナブルです。

プロセッコ×2杯、赤ワイン、白ワイン、ピザ、カリフラワーの炒めたやつを食べまして、チップ込みで$90(13,000円)程でした。ディナータイムに行くと、パスタだけで$40とかしますので、それを考えるといい感じです。

■Bavette's Steakhouse&Bar

今回もNYNYにあるギャラガーズ・ステーキハウスには行きましたが、幸いにしてカジノで勝っていたので、もう一軒Fine Diningに行こうということで、Park MGMにあるバベット・ステーキハウスに行ってみました。

入口は赤く怪しい色で光ってます。

中はかなり暗くて、食べ物の色も判別することが難しいほどです。ギャラガーズもまぁまぁ暗いのですが、比べものにならないほどでした。

公式ホームページから拝借した写真ではすごく綺麗です。

昼間からカジノで数本ビールを飲んでましたので、ヴーヴクリコのハーフボトルで乾杯します。
注文したのは、シュリンプスカンピ、キングサーモンのムニエル、フィレミニョン、マッシュルームの炒めたものです。個別の値段は忘れましたが料理で$180程だったでしょうか。熟成したフィレミニョンは柔らかいですし、サーモンも良い感じなのですが、目は段々慣れてくるものの、如何せん暗すぎて適切に味わえているのかわからなかったのが残念。

赤ワインはワシントン州オレゴン州にまたがるワラワラバレーのFour Flagsというカベルネソーヴィニヨン主体のワインです。ソムリエの一押しで、是非デキャンタージュしたものを飲んで、味の変化を楽しんで欲しいということでした。馬鹿舌を自認しておりますが、かなり美味しかったです。$200程でしたが、調べてみると日本には殆ど入らないレアな銘柄のようでした。

バベットステーキではワインと料理代及び税金とチップ込みで$580(84,000円)程でした。

というわけで、今回新規開拓した店について簡単に紹介してみました。現地に居てドルで支払うと、「まぁこんなもんか、アメリカも物価上がってるし、そもそもラスベガスは物価がべらぼうに高い街やもんな。」なんて思いますが、冷静に日本円で書いてみると引きますね。

来年もホテルは既に予約してしまったので、美味しい店を巡ることが出来るように仕事頑張ることとします。これまで旅行記見ていただいた方、ありがとうございました。

























 









 

2023年6月 ラスベガス旅行記④ MGMのRewardは辛くなり、そしてHyattとの提携は解消へ

My vegasというアプリでコインを貯めてRewardに交換することや、HyattグループとMGMが業務提携している話は2017年の記事でも触れました。

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1滞在で3つのRewardsを使うことが出来るのですが、当時はBuffetの無料も余裕で取れたし、2for1(2人で1人無料)も使って滞在中の食費がかなり浮いたのですが、コロナ後はBuffetをやっているホテルも少なくなり(MGM系列ではBellagioとMGM Grandだけ)、やっていても朝と昼だけというホテルが多いです。ARIAも大きなBuffetがあって雰囲気も好きだったのですが、今ではちょっと高級なフードコートです。人も全然いなくて超高額な賃料負担がかかるラスベガスの中心地で商売が成り立つようには全然見えませんでした。

そしてReward事態も改悪が進んでいてBuffetの無料は無くなっています。お飾り程度に2for1がありますが、いつ見てもBellagioのBuffetは売り切れています。たまにMGM Grandのはあってそっちは獲得できたりもするのですが、如何せん料理のクオリティが結構残念なので、あまりオススメはしません。まぁ、ラスベガスの物価はめちゃくちゃ高いので、2名で40ドル程度で食事が出来ると思えば長めに滞在するのであればありかと。

右側の写真のFree Playは3泊以上滞在しているホテル内のスロットで利用することができるのですが、2022年9月に行った時は2人で宿泊していれば、それぞれが複数個選べたのですが、なんと今回は1室につき1回に改悪されていました。前回はこのFree playを使って300ドル位のキャッシュになったのですが、今回はNYNYで100ドルだけしか貰えません。たまたま少し当たって180ドル位になったのでラッキーでしたが。

というわけで、3つ選ぶのも難しくなっています。もちろん少額のコインのやつを利用すれば使えますが、アイスクリーム半額とかそういうのを貰ってもあまり嬉しくもないので…MGMとすれば物価上昇への対応と、収益性を上げるための施策ですが、ささやかな楽しみなので、どんどん辛くなるのは切ないもんです。

また、MGMのTier Creditsというメンバーランクのポイントも全然つかなくなっています。2017年の記事では1ドルで25Tier Creditsのポイントが付く、と書いていましたが、今では1ドル4Tier Creditsだそうです。前までは1滞在で75,000ポイントのGoldどころか20万ポイントのプラチナまで行ったこともあるのですが、今回は9,000ドル持ってきて、毎日1,500ドルや2,000ドルをBuy inしてブラックジャックやクラップスを毎日最低5,6時間はプレイして、ホテル代や食事代を部屋付けして2,000ドル程決済したのに、たったの14,293ポイントです。エクスプレスチェックインが普及した今では、Goldの優位性であったホテルの長蛇の列に並ばなくてもいい、というメリットも失われてしまったので、上級ランクを維持する必要性も余りありませんが。

そして、ハイアットをよく利用する者としては非常に残念なニュースがありました。MGMとHyattグループの業務提携が2023年9月30日で解消されます。HyattのグローバリストであればMGMのGoldメンバーにステータスマッチができるのですが、それも無くなります。また、MGM系列のホテルに宿泊すればHyattの宿泊数にカウントされ、支払額についてHyattのポイントを貰うことができるのですが、長期間の滞在で宿泊数も稼げますし、ポイントもそこそこ稼げるので重宝していたのですが、これが無くなるのは結構キツイです。10月からはMGMはマリオットグループと業務提携するようです。この辺の変わり身の速さは合理主義的なアメリカらしいですね。マリオットで修行している人はHyattよりも断然多いでしょうから、これまでラスベガスに足が遠かった方も、修行がてら行かれてはいかがでしょうか。

今回は少しがっかりな話を紹介しました。次回に続きます。

 



 

2023年6月 ラスベガス旅行記③ NYNYは結構いけてるかも

Ohtani sanの観戦記を先に書いてしまったので、順序が逆になりましたが、今回は久しぶりにMGM系列のNYNYホテルに宿泊しました。空港から中心地のストリップ地区に最も近い部類にある所にあり、世界でも最大クラスのカジノホテルであるMGM Grandの丁度向かい側です。その名の通り、外観もホテル周辺及び内装やレストランもニューヨークをモチーフにしたカジノホテルです。客室はエンパイアタワー、クライスラータワー、ニューヨーカータワーの3つのビルに分かれており、客室数は2,024室と小さめ目です(大阪のヒルトンホテルで562室だそうです)。因みにMGM Grandは6,852室もあり、エレベーターから客室に歩くだけで5分以上かかることもあります。その点、NYNYは客室まですぐアクセスできますので使い勝手のいいホテルです。

空港からはUberLyft等のライドシェアもありますが、時間帯によっては混んでいるため長旅の後ではオススメしません。タクシーが定額サービスを導入しており、以前のように遠回りをされてボッタクられるということもなくなりましたので、荷物をピックアップしてすぐに乗れるタクシーがオススメです。ホテルによって運賃のLevelが分かれており、NYNYは一番安い運賃で27ドルだったかと思います。後席から端末によってクレジットカードで支払うこともできますが、アメリカでは手数料が数ドル取られるので注意です。現金ならTip込で32ドル位払っておけば問題ないでしょう。

今回もMGMの公式ホームページからコンプオファーがありましたので利用します。4泊分の宿泊費が無料と100ドルのリゾートクレジット(部屋付の食事代等に充当できます)です。HyattのグローバリストなのでMGMの会員ランクとの連携でGOLD会員になるため、通常1泊当たり40ドル程度(ホテルランクにより異なります)のリゾートフィーも免除されます。8泊しましたが何と格安で総額180ドル!!去年はコロナの影響で観光客が戻っていないためかベラージオでも格安で宿泊できましたが、今年は3,000ドルほどかかりそうだったので、迷わずNYNYにしました。

以前も宿泊したことがあり、その時はイマイチだったのでどうかと思ったのですが、今回はリノベがされているGrand King Premierという部屋にしてみました。45㎡位の広さで、水回りの部分は改装されていないのですが、NYっぽい壁紙が貼ってあったりして室内も十分に綺麗なので全然ありです。

ラスベガスのホテルで湯船がある客室はかなり少ないと思いますが、このNYNYは湯船が付いている客室が多いです。湯船は浅いですが疲れた体にはシャワーだけでなく風呂にも浸かりたいので重要なポイント。隣のPark MGMは直近で改装されており、値段も手頃なのですが、こっちはシャワーだけですので自分のホテル生活スタイルからすると微妙かな。あと、嬉しいことに冷蔵庫が空っぽです。ラスベガスのホテルでは冷蔵庫に飲み物が入っている場合、センサーが付いていて、飲まなくても瓶や缶を持ち上げただけで自動で課金される凶悪なシステムとなっていることが多いです。冷蔵庫に隙間もないので、買い物をしても冷たく保管することができないのですが、NYNYは冷蔵庫空っぽなので、スーパーで買ったフルーツや飲み物を気軽に冷やすことができ、これが助かります。因みに、去年ベラージオに泊まった時は、大き目のアイスペールを貸してもらって、毎日アイスディスペンサーで氷を山盛り入れて冷蔵庫代わりにしていました…

ラスベガス大全さんでは、NYNYの場所は一番南側で不便、というようにされていましたが、ホテルの真ん前にあるバス停からCXという路線バスを乗れば1滞在中に何回も訪れることとなるノースプレミアムアウトレットも10分程で着きますし(今は道路工事中でバス停がシーザースパレスの前になっておりかなり不便でした)、向かいのMGM GrandからDeuceという観光客用の15分に1便程度来るバスも利用できるので、北向きに向かう場合も特に不便さを感じません。ホテルのすぐ前に南向きのDeuceも来ますので、ラスベガスサイン(1回も降りたことありませんが)や、その更に南側にあるホールフーズマーケットで生鮮品やワインを買い出しに行ったり、サックスフィフスアベニューのアウトレットであるSAKS FIFTH AVENUE OFF 5THで掘り出し物を見つけたり、ハワイでお馴染みTJ MAXも同じ敷地内にありますので、買い物重視っていう方にはNYNYは良い感じです。

まぁ、短期間の滞在で時間が無いようでしたらUber使ってしまえば一番効率良く動けるので、どこに泊まろうと便利もへったくれもないですけども。

CXやDeuceはRTCという公共交通が運営していますが3日券で20ドル。UberでNYNYとノースプレミアムアウトレットは片道で約20ドル位しました。交通費だけで結構馬鹿にならないもんですし、特にCXは1時間に1本運行なのでバスの時間に合わせて行動すればライドシェアに遜色ない位に効率よく動けます。

宿泊したNYNYホテルについてでした。次回に続きます。





 

 

2023年6月 ラスベガス旅行記② 大谷選手を応援にアナハイムへ

旅の順番は前後しますが、大谷選手を応援しにラスベガスからアナハイムへ日帰りで行ってきました。デーゲームじゃないと日帰りは厳しいのですが、丁度シカゴホワイトソックス戦がありましたので、ラスベガスからジョン・ウェイン空港(オレンジカウンティ)を経由して行くことにします。色々な観戦サイトを見ているとLAXから出発が殆どですが、結構遠いので、アメリカ国内線を利用するのであればジョン・ウェイン空港はおすすめです。レガシーキャリアはラスベガスからの直行便はありませんが、LCCの雄SOUTHWESTが飛ばしています。

ラスベガスからオレンジカウンティは420キロ程なので、フライト時間は40-50分のバス感覚です。とはいえ、日本では空港到着20分前なんてことをザラにやっていますが、アメリカでそんなことをすると遅れた時にリカバリーする英語力もありませんので、2時間前には空港に到着しておきます。2週間位前に購入して往復で35,000円位、サウスウェストは安いイメージですが、そんなにも安いってことはありません。

この航空会社の搭乗システムは面白くて、席は決まっていません。出発の24時間前からチェックインできるのですが、早い者順で整理券みたいな番号が割り振られます。なので、遅くチェックインしてしまうと席が選べない、つまり真ん中の席に座ることになりますので、アラームをかけてチェックイン手続します。少し追加料金を払えば、一番先に乗れるカテゴリーAに並ぶことが出来ますが、小一時間なので別にどこでも良いです。ハワイ便や長距離国内路線だと結構順番大事になりそうです。で、搭乗案内が始まると、皆でスマホの画面を見ながら「私何番だわ、あなたの後ろね」という感じで、順序良く並んでいきます。

アメリカは保安検査でペットボトルの水を廃棄しなければならないので、通過してからペットボトルを買う必要があるのですが、ラスベガスの空港は高い高い‥1番安くても税金込みで5.5ドル位(770円)ですから高級品です。因みに国際線はもっと高くて最安で7ドル位、ジョン・ウェイン空港だと少し安くて3ドル台で買えました。

せっかくなんで何かエンゼルスっぽいものを着ていこうと思い、Marshallsという大型店で漁っているとTシャツありました、たまーに球場でも着てる人も見ました。これは激安で8ドル位。ケチくさいこと言わずにユニホームを買えと言われそうですが、170ドル位(24,000円)しますので、着るのは一回キリと考えると勿体ない。球団のサイトを見るとパーカーとかはカッコよくて秋冬に着れそうですが、何せ時期が時期なのでね。

ジョン・ウェイン空港から球場まではUberでいきます。空港の出口にしっかり案内ありますので迷いません。行きは18ドル(チップ無し)ほどで、帰りは集中するので24ドルほどでした。空港から球場までは20キロ位ありますが、高速にすぐ乗りますので10分ちょっとで着きます。


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アナハイムにはディズニーがあり、エンゼルスとディズニーの結び付きは強いのでミッキーとミニーもいます。テンションが上がってきますが、入場前に注意しておかないといけないことがあります。荷物です。30センチ×30センチ以下のバックか、32センチ×20センチ×32センチ以下の透明バックじゃないと持ち込めません。持ち物検査は厳格にやられていて、止められている方も短時間に数名見ました。コインロッカーはありませんので、車で来られていれば駐車場に置きに行けばよいですが、そうでなければカバンもろとも廃棄なんてことになります。

近くで翔平と選手を見たいので少し奮発してホームベースの後ろ側にしました、この席で180ドルほどです。デーゲームの場合は16時位で日陰になりますが、めちゃくちゃ日焼けしますので、日焼け止めとサングラスは必須です。何なら長袖の方がいいですし、帽子を被らなかったので、頭皮が真っ赤っ赤に日焼けしました、ハゲる、後悔です。


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暑いのでビールが進みますが、エンゼルスタジアムの球場飯の高さは凄まじいです。全てクレジットカードで決済するシステムなのですが、缶ビール24オンス(680ml)で税込17.5ドル!!2,500円もします、北新地のクラブでもそんなにしないでしょう、たぶん。座っていた席はVIP zoneらしく、アプリで注文すると学生バイトのスタッフが持ってきてくれるのですが、そうするとチップ18%とかを決済の時に押してしまうので、実際は3,000円‥なんやかんやでヤケクソで6,7杯も飲みました。調べてみたらドジャースタジアムが1番高くて24オンスで税込26ドルほどするようです、恐るべしアメリカ。


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ホットドッグは7ドルほど、ソースバーもあります。こんなのは日本では見ることはないので面白いですね。球場名物のヘルメットナチョスも食べました、30ドル位だったかな。赤いヘルメットは持って帰れるのですが、凄まじい量で二人では到底食べきれません。前列のにーちゃんは軽く食べていましたが、やはり恐るべしアメリカ。

試合はモニアック、ムースタカス、レンフローがホームラン打って圧勝モードかと思いきや、3回に先発のサンドバルが大乱調で6失点して試合を壊してしまいました。そこから9回までは点が入らずサクサク進み、9回裏には翔平さんが待望の2ランホームラン打ちましたが、表に2点取られていたので7対9と競り負け。乾いたすごい音が球場にこだましました、負けたけど良い物見れました。

帰りもUber呼びますが、沢山のドライバーが球場近くに待機してるのですぐ捕まりました。こんな高い棒が駐車場にありますので、すぐにわかります

ラスベガスではスポーツブックも盛んでして、野球の試合でも色んな賭け方ができるのですが、滞在中1試合だけやってみました、定番の賭け方でどっちが勝つかってやつです。見方が難しいのですが、100ドルを賭けてダイヤモンドバックスが勝てば払い戻しが100ドル+130ドル、エンゼルスが勝った場合に100ドル払い戻しを受けるためには155ドル賭ける必要があるというものです。この時ダイヤモンドバックスは地区首位だったのにやけに配当がいいので、ダイヤモンドバックス勝ちに300ドル賭けました。結果は抜け目ない試合運びでダイヤモンドバックスが勝って390ドルもプラスに。2枚目は誰がアメリカン・リーグのMVPになるか、という賭けですが、OHTANI -1,400と書いてますので、100ドル勝つためには1,400ドル賭けなければなりません。賭けとしては割が悪いですね‥7月末時点では-10,000になってるようです。

以上、長くなりましたがエンゼルスの観戦記でした。来年も見に行けたら嬉しいな。