パークハイアット京都に行ってきました。2020年もGlobalist目指して修行に励みます。
2019年も無事にGlobalistを達成しました。かれこれ10年以上前、Globalistがダイヤモンド会員という名称だった時からハイアッターをやり始めました。当時は25滞在すればダイヤモンド会員になれましたが、数年前からは60泊でGlobalistという、とんでもなく高いハードルを課されています。やり始めた当時は、インバウンドなんていう言葉もなく、USJはいつ潰れるか、という位に大阪の景気も悪くて、大阪のリージェンシーには税サ込で8,000円で泊れたり、東京のリージェンシーも1万円台で宿泊できたと記憶していますが、今や軽く3倍以上しますので、時代の移ろいを感じます。
とはいえ、そんな感傷に浸るわけでもなく、2020年もGlobalist目指して頑張りたいと思いますので、正月早々、先日オープンしたパークハイアット京都に初めて宿泊してきました。
場所は高台寺の横で料亭の京大和の敷地内、と言っても土地勘のある人でないとわからないので、八坂神社とか清水寺の近く、という感じです。京都駅からだとお正月の混雑した道でタクシーで1,500円位でしょうか。
エントランスのロータリーは小さめで、門をくぐってここからチェックインカウンターにアプローチします。タクシー降りた瞬間に外国人のベルスタッフに英語で話しかけられて、チェックインがどうこうやり取りします。たまたまでしょうが、いきなり緊張して落ち着かないので、日本語しゃべってよ。。
夜はこんな感じ。スマホのショボカメラですが綺麗ですね。
で、ロビーです。この左手に小さなチェックインカウンターがあります。客室数も70部屋程度と少ないため、カウンターは2つ。HYATTの会員向けの優先カウンターもありません。というか、そもそもパークハイアット京都ではGlobalistの特典自体を享受できる部分が少なかったです。さすがに朝御飯はついていますが、一般的なHYATTにあるカクテルタイムもありませんし、リージェンシー京都のようにBarのドリンクチケットが提供されるということもありません。朝御飯は和食セットがあるようなのですが、先着順なのか知りませんが、無理なので洋食ビュッフェに行って下さいとのこと。飛行機の機内食じゃあるまいし、パークハイアットでそういう扱いってありなんですか、せめてメールなりで事前に確認してくれよー、食べてみたかったのに。レイトチェックアウトも時節柄部屋が混んでいて、1時間だけしかできませんでした(これも後々腹の立つ要因に‥)。ロビーは狭い所に机とイスを詰め込んでいるので、個人的にはあんまり好きな雰囲気ではありませんでした。



部屋は5階にアサインされました。ホテル自体は7階建てです。エレベーターから見た景色はこんな感じで、いい景色ですね。正面に八坂の五重塔が見えます。左手には京都タワー。皆が皆、写真撮っていました。
客室は違う棟なので、一旦外に出て、回廊のようになっている所を歩いていきます。めっちゃ寒かった。雨の時とかは濡れてしまいそうです。もう少しやりようがあった気もします。
やたら庭の本ばかりが置いてある小さなライブラリーを抜けると客室です。
ガーデンビューキングなる部屋にアサインされました。奥に見えるのが小さな庭ですが、なんせ今の時期は寒すぎて外に出るなどということはできませんので、すぐにカーテンを閉めてしまいました。


シンクはダブルベイシン、お風呂もそこそこ広々としています。


アメニティはSANTAL33。見たことなかったですが、検索すると中々お高いブランドだそうです。
水は伏見の黄桜酒造の仕込水です。ホテル内の至るところに置いていますが、全部瓶です。わりかし不便なのですが、環境に配慮しているから?
ミニバーは色々あって、冷蔵庫にはシャンパンのルイナールのハーフボトルなんかもありました。正月だけかは不明ですが、和菓子がウェルカムおやつでついていました。甘いものを食べないようにしているので、一つも食べていないですが・・・
ちなみにルームサービスもあります。種類は少なかったので今回は頼まなかったですが、オードブル系で1,000円程度から、メイン系で3,000円位が中心価格帯でした。


一応、ガーデンに出て写真を撮ってみました。壁が迫っていて圧迫感がすごいです。季節のいい時でも、外に出てお酒を飲もう、っていう気分にはならなさそうです。
下の写真がTea loungeです。施設やサービスで色々改善したりすることはあるかと思いますが、一番納得ができない場所でした。Tea loungeと言いながら、写真の奥の方にあるボトルの水が数本置いているだけです。さすがにそれはあかんでしょ。コーヒーなり紅茶なり、セルフでいいので用意してください。利用する人は殆どいませんでした、もったいない。
部屋で少し休憩して、晩御飯の前に忘年会でなまった体を鍛えるべく、ジムにいくことにします。何階か覚えていなかったので、廊下ですれ違ったスタッフに何階ですか?と聞きます。すいません、把握しておりません。という回答。7階建ての建物にジムがどこにあるかもわからんのかーい!!3階でした。
スタッフは常駐していません。トレッドミルが2台、マシンはチェストプレス、ショルダープレス、レッグカール、レッグエクステンションだけ、ダンベルも10kgまでと、設備としてはかなり貧弱です。大阪やパーク東京のジムは素晴らしいと改めて思いました。障子を見ながら走るっても気分が乗らないので、30分位で飽きてお風呂に入ることにします。


お風呂は小さい浴槽が2つ、洗い場も2つで、かなり小ぶりです。客室も少ないし、ジムをしている人も殆どいなかったので、こんなもんで十分なのかな。ドライサウナとスチームサウナもありました。ゆっくりお風呂に浸かれたし、シャンプー類なんかもいいやつだったので気持ちよかったです。


というわけで、ジムの後は、4階にある琥珀というBarに行きました。暗すぎて写真が撮れなかったのですが、景色と雰囲気が良くて、とてもいいBarでした。ここはおすすめです!
何を食べるか迷いましたが、ホテルでは食べずに、四条で焼肉を食べることにしました。どこかは言いませんが、イマイチでした。営業中にキッチンにハイターまいて掃除しないでください。そんなこともあって肉はそんなに食べなかったものの、締めにラーメンを食べて、完全にジムの運動が台無しだと思いつつ就寝しました。
朝起きて、新聞読んでご飯食べにいこうと思いきや、ドアノブに新聞がない‥連絡ミスかなぁと思い新聞をリクエストします。持ってきた新聞を読んでると、なんか見たことあるな、って1週間前の新聞やん!さすがに呆れました。朝から4回も電話して疲れます。
という訳で朝ごはんはレストランで洋食のビュッフェです。
メインが10種類位あって好きに頼めるようでした。鶏粥とブリオッシュを頼んでみました。パンもチーズやサラダ、フルーツも充実していて中々いい感じです。おいしくいただきました。


チェックアウトの15分位前に電話がかかってきて、いつチェックアウトされますか?お帰りはどうされますか?と聞かれたので、もう出ます、タクシーです、と答えました。
チェックアウトしてロータリーで数分待っていてもタクシーも来ないし、ベルの人も相手にしてくれないので、聞いてみると、タクシーのことは伺っていません、って、チェックアウトの直前に何で帰るか聞いたのは、スムーズに帰ってもらうことを意図したのでなく、次の客来るから早く帰れ、と捉えざるを得ないではないですか。お正月でめちゃくちゃ渋滞してたこともあって、帰りのタクシーでのイライラが半端なかったです。
という訳で、初めてパークハイアット京都に泊まった印象としては、設備はいいけども、日本では超のつく価格帯の高級ホテルにも関わらず、一流のサービスやホスピタリティーが何一つ感じられなかったということです。
オペレーションを確立するのに時間を要しているかもしれませんが、今回は不満が多かったです。一回で評価するのも良くないので、また3,4か月後に泊まってみることにします。